企画展 明治の名所絵師 小林清親展
企画展 明治の名所絵師 小林清親展
会期
2007年02月08日(木)〜 2007年03月11日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 毎週月曜日(ただし2月12日は開館)、 2月13日(火) |
入館料 | 大 人 500(450)円 ※()は20名以上の団体料金。 |
開催趣旨
小林清親(こばやしきよちか)(1847〜1915)は、明治9年(1876)から「光線画(こうせんが)」と銘打ったシリーズを発表し、版画史上に大きな足跡を残しました。「光線画」の、従来の浮世絵の範疇に収まらない写実的な構図法や朝、夕、夜の光の繊細な揺らぎを捕らえた空間の色彩表現は、鑑賞者に新鮮な臨場感を与えました。西洋文明が流入した明治時代に清親がテーマとした風景は、すでに忘れ去られ懐かしい存在になった江戸の風物や景観の面影でした。
この度は、清親が慣れ親しんだ江戸の風景や風物にスポットを当てた風景版画です。また清親の良い理解者であり画風を継いだ弟子井上安治(いのうえやすじ)が描いた東京名所も併せて展示します。今から120年以上前の明治時代にタイムスリップして当時の息吹(いぶき)を感じていただければ幸いです。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員 平成19年2月10日(土)午後1時30分〜 2月24日(土)午後1時30分〜