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企画展 【月百姿】展 -大蘇芳年とその時代-

企画展 【月百姿】展 -大蘇芳年とその時代-

月百姿 源氏夕顔巻 大蘇芳年

会期

2016年07月02日(土)〜 2016年09月11日(日)

前期:2016年07月02日(土)〜 2016年07月31日(日)

後期:2016年08月05日(金)〜 2016年09月11日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 7月4、11、19、25日、8月1日〜4日、8日、22日、29日、9月5日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※中学生以下は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

「月百姿」は、明治時代の浮世絵界を代表する大蘇芳年(1839〜92)の最晩年の傑作です。
江戸新橋の商家に生まれた芳年は、11歳の時、絵師を志して歌川国芳に入門。師の作風を継いで武者絵を得意とし、人気も実力も兼ね備えた絵師へと成長します。
幕末から明治時代にかけての激変の中でも歴史画や血みどろ絵などで活躍しますが、明治5年に神経症を発症し、一時期仕事から離れます。翌年には立ち直り、大きな蘇りを意図して「大蘇」という号を使用するようになります。
「月百姿」は、明治18年(1885)から再び神経症を患って亡くなる直前までの約8年間に制作されました。中国や日本の月にちなむ説話・故事・伝承で構成された全100図からなる揃物で、芳年の精神世界を映し出すような深い趣が感じられる作品です。
本展では、美人画や武者絵とともに「月百姿」全作品を前期後期に分けてご紹介します。
芳年の最後の大作であり、代表作ともされる「月百姿」の幻想的で美しい世界をご堪能ください。

ミュージアムトーク(展示解説)

前期:7月2日(土) 午後1時30分〜 当館学芸員 後期:8月6日(土) 午後1時30分〜 当館学芸員

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