企画展 「青木コレクション 最後の浮世絵師 小林清親」
企画展 「青木コレクション 最後の浮世絵師 小林清親」
会期
2014年01月24日(金)〜 2014年03月02日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 1月27日、2月3日・10日・12日・17日24日 |
入館料 | 大 人 500円(450円) |
開催趣旨
青木コレクションは栃木県塩谷郡熟田村(現さくら市)狭間田に生まれた実業家、青木藤作(1870〜1946)が大正から昭和初期にかけて収集したものです。4000点を超えるコレクションは藤作の没後50年を経て平成9年(1997)2月に馬頭町(現那珂川町)に寄贈されました。 小林清親(1847〜1915)は幕末の江戸に旗本の子供として生まれました。15歳で家督を継いでまもなく維新の動乱に巻き込まれ、他の幕臣たちとともに静岡に下るなど苦難の時を過ごします。しかしその傍らで画技を磨き、動乱が収まった後の明治時代には浮世絵師として活躍しました。光と影の表現が特徴的な「光線画」をはじめとした風景画や美人画、肉筆なども手掛け、その画業は多岐にわたります。青木氏は風景画を好んで収集しましたが、小林清親の作品も版画から肉筆画まで幅広く収集しました。
本展では浮世絵界が衰亡するなかで活躍し、「最後の浮世絵師」と言われた小林清親の作品を当館所蔵のコレクションからご紹介いたします。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員 1月25日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料