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企画展  「様々な東海道展―北斎・三代豊国・二代広重を中心に―」

企画展  「様々な東海道展―北斎・三代豊国・二代広重を中心に―」

葛飾北斎 東海道五十三次 日本橋

会期

2012年06月29日(金)〜 2012年07月29日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日除く)、祝日の翌日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

東海道をテーマとした作品は古くから知られていますが、最も有名な作品は十返舎一九作の滑稽本『東海道中膝栗毛』です。この作品は享和2年(1802)〜文化11年(1814)まで出版しましたが、あまりの売れ行きに続編『続膝栗毛』が文化7年(1810)〜文政5年(1822)まで出版されました。この版本に呼応して浮世絵師たちは様々な作品を制作しました。喜多川歌麿、歌川豊国、歌川豊広などや葛飾北斎は享和〜文化年間までに約7種類の東海道シリーズを制作しています。その後歌川広重が天保4年頃に「東海道五拾三次之内」(一般に保永堂版東海道)を出板しベストセラーになり、後に広重は約20種類の東海道シリーズを制作しています。
今回は広重以外の絵師が描いた東海道シリーズを紹介します。葛飾北斎の「東海道五十三次駅路鈴」(竪中判)、「春興五十三駅之内」(横小判)、「東海道五拾三次」(横小判)を中心に二代歌川広重の「東海道五拾三駅」、歌川国貞(三代豊国)の「美人東海道」などを出品します。広重の描いた東海道シリーズとの違いを比較するのも面白いと思います。それぞれの絵師が個性豊かに旅の道中を描いています。各絵師の描いた東海道シリーズをお楽しみください。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員 6月30日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

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