春季特別展 「広重と東海道展―行書東海道・隷書東海道を中心に―」
春季特別展 「広重と東海道展―行書東海道・隷書東海道を中心に―」
会期
2012年04月21日(土)〜 2012年06月24日(日)
前期:2012年04月21日(土)〜 2012年05月20日(日)
後期:2012年05月26日(土)〜 2012年06月24日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 展示替え期間(5月21日〜5月25日) 毎週月曜日(4月30日は開館) |
入館料 | 大 人 700円(630円) |
開催趣旨
歌川広重の出世作東海道五拾三次之内(一般に保永堂版東海道という)は、天保4年(1833)頃に保永堂(竹内孫八)と鶴喜(鶴屋喜右衛門)の合梓ではじまりました。この作品は出版当初より売れ、そして売れ続け数年間はどの版元から東海道シリーズを出版してもこの作品にかないませんでした。この作品は広重の代表作であると共に浮世絵師として確然たる地位を築きました。以降、様々な風景版画を出版しますが、やはり東海道シリーズの仕事が多く生涯に20種類以上の作品を制作しています。
今回は広重の出世作であり生涯にわたり描き続けた東海道シリーズの内「行書東海道」、「隷書東海道」、「狂歌入東海道」、「人物東海道」の作品を中心に展示いたします。180年前の街道を行く旅人たちの姿をご堪能ください。また年を重ねるごとに熟練してゆく広重の作品をゆっくりお楽しみください。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員 4月21日(土)午後1時30分〜 5月26日(土)午後1時30分〜
記念講演会
当館館長 市川信也
6月2日(土)午後1時30分〜 ※要観覧料