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企画展  「青木コレクション 忠臣蔵展」

企画展  「青木コレクション 忠臣蔵展」

歌川広重 「忠臣蔵 十一段目一 夜打押寄」 (当館蔵)

会期

2011年12月03日(土)〜 2012年01月15日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日(1月9日は開館)、祝日の翌日 年末年始12月26日から1月2日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

青木コレクションは多くの忠臣蔵関係の作品を所蔵しています。江戸時代はこの演目を上演すると必ず来客が見込めたので「独参湯」(なんにでも効く薬)と呼ばれていました。
日本人の誰もが知っているこの「赤穂事件」は元禄14年(1701)3月14日、江戸城本丸松の廊下で赤穂藩主浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央に斬りつけたのがはじまりです。浅野内匠頭は当日切腹、お家断絶、領地は没収され、吉良上野介にはお咎めなしの裁きが決まります。この裁きを不服とした赤穂藩の旧藩士47人は翌年12月14日に元藩主浅野内匠頭の仇を討つために吉良上野介の屋敷に討ち入りし本懐を遂げます。元禄の太平の世を騒がせたこの仇討ちを「忠臣蔵」とはじめて呼称したのは大坂の竹本座で人形浄瑠璃として上演された「仮名手本忠臣蔵」です。この「忠臣蔵」の名称は造成語で「平仮名」の47文字と討ち入りした赤穂藩旧藩士の47人とを掛けているといわれています。
その後「忠臣蔵」は歌舞伎でも上演され、人気演目になりました。忠臣蔵は現在でもテレビ、映画や小説の題材に扱われています。
この度は、浮世絵に最も描かれた題材の一つ「忠臣蔵」に焦点を当て、当時の人たちがこの演目をどのように鑑賞していたかを各絵師の作品で触れていただければ幸いです。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員 12月3日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

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