企画展 「よみがえる江戸のお化け・妖怪」
企画展 「よみがえる江戸のお化け・妖怪」
会期
2011年08月05日(金)〜 2011年09月11日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 月曜日(8月15日は開館) |
入館料 | 大 人 500円(450円) |
開催趣旨
夜をわずかな灯火で過ごす江戸時代の人々にとって、お化けや妖怪たちは身近な存在でした。妖怪たちは群れを作って深夜の町を徘徊するといわれ、人々は暗闇のそこかしこにその気配を感じていました。
お化け・妖怪についての様々な情報が巷に流れ、その姿は浮世絵や絵本に残されました。歌舞伎や落語でも怪談話が取り上げられ、「東海道四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹燈籠」などの大ヒット作が生まれています。好奇心旺盛な江戸の人々は、こわいもの見たさでどきどきわくわくしながら歌舞伎や落語を楽しんだことでしょう。
本展では、江戸時代から明治時代にかけて作成された絵巻物や浮世絵版画、版本などから、いろいろなお化けや幽霊たちをご紹介します。お菊さんやお岩さんをはじめ、河童やぬらりひょん、ろくろ首といった、現代の私たちにもお馴染みの妖怪から、見たこともない、ブキミでオカシなお化けまで勢揃い。美術館に足を一歩踏み入れれば、あなたも江戸の妖怪の不思議な世界に引き込まれることでしょう。
講演会
「よみがえる江戸のお化け・妖怪」
長井裕子(当館主任学芸員)
8月6日(土) 午後1時30分〜