menu

開館10周年・合併5周年記念 秋季特別展  「二大街道絵展―東海道と木曽街道の旅―」

開館10周年・合併5周年記念 秋季特別展  「二大街道絵展―東海道と木曽街道の旅―」

「東海道五拾三次之内 日本橋」」 歌川広重 那珂川町馬頭広重美術館蔵

会期

2010年09月04日(土)〜 2010年11月14日(日)

前期:2010年09月04日(土)〜 2010年10月03日(日)

後期:2010年10月08日(金)〜 2010年11月14日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日、祝日の翌日
入館料

大 人    700円(630円)
高大生  400円(360円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生以下は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

歌川広重(1797〜1858)は天保初期に「東海道五拾三次之内」を制作し、浮世絵風景画の絵師として名を成すことになりました。この作品の特徴は各宿場の景観にさまざまな季節や朝、昼、夕方、夜などの時刻、さらには雨、雪、風の天候を加えました。自然の営みを多く取り入れた画面構成は作品を鑑賞者を作品の中に誘い、旅人になった気持ちにさせました。この作品の後、広重にはさまざまな版元から仕事が来るようになりました。好評を博した保永堂版東海道の数年後には「木曽街道六拾九次之内」を制作します。当初は広重の単独版行予定でしたが、広重のスケジュールが合わなかったようで、溪斎英泉(1791〜1848)が起筆し、24図描きます。その後に広重が47図を描き完成させました。
この度は、広重の代表作「東海道五拾三次之内」と「木曽街道六拾九次之内」の二つの街道絵を紹介します。一堂に展示する2つの街道絵を通して、広重の画風の変遷をさかのぼってくだされば幸いです。広重が志した浮世絵風景画の世界をご堪能下さい。

※主な出品作品:
「東海道五拾三次之内 庄野」(歌川広重)「木曽街道六拾九次之内 中津川」(歌川広重)など

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員 市川信也 前期 9月4日(土) 前期 10月9日(土) いずれも午後1時30分〜 ※要観覧料

記念講演会

前期 9月12日(日) 午後1時30分〜
演題「広重の生涯」
講師:当館学芸員 市川信也
会場:当館視聴覚室

後期 10月11日(月・祝) 午後1時〜
演題「広重と保永堂版東海道五拾三次」
講師:国際浮世絵学会常任理事 稲垣進一氏
会場:那珂川町馬頭総合福祉センター

馬頭広重美術館友の会設立10周年記念講演会
日時 10月11日(月・祝) 午後3時〜
演題「落語の中に生きる人々」
講師:柳家さん生氏
会場:那珂川町馬頭総合福祉センター
定員:200人
※参加申込みは9月20日から

ページトップへ