企画展 浮世絵で見る忠臣蔵の世界展
企画展 浮世絵で見る忠臣蔵の世界展
会期
2008年11月29日(土)〜 2009年01月12日(月)
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 12月1日、8日、15日、22日、24日、27日から平成21年1月2日、5日 |
入館料 | 大 人 500(450)円 |
開催趣旨
『仮名手本忠臣蔵』は、『義経千本桜』『菅原伝授手習鑑』と共に歌舞伎の三大名作のひとつといわれています。四十七士による吉良邸の討入りが物語のクライマックスですが、人形浄瑠璃としての初演は奇しくも赤穂事件から四十七年目の寛延元年(1748)のことでした。
『仮名手本忠臣蔵』は単なる忠義や武士道の物語ではなく、時代・世話・道化・愁嘆などを巧妙に盛り込んだ構成となっていたため、いつ上演しても大当たりをとりました。現在でも、歌舞伎などの古典芸能はもちろんのこと、「忠臣蔵」もののドラマや映画が数多く作られています。特に、年始年末の「仮名手本忠臣蔵」のドラマ放送はお正月の定番と言えるでしょう。
江戸の庶民に愛された『仮名手本忠臣蔵』を描いた浮世絵も、もちろん多数制作されました。当館の青木コレクションにも、忠臣蔵をテーマにした作品が含まれています。「忠臣蔵」ものの浮世絵は画題の取り込み方や構成上の趣向に多彩な表現を見せ、我々を楽しませてくれます。本展では国貞・国芳・広重ら歌川派の絵師が手がけた忠臣蔵の世界を描いた作品を紹介します。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員による展示解説です。 12月6日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料