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企画展 江戸の風物 おばけ・妖怪展-今とは違う江戸のおばけ-

企画展 江戸の風物 おばけ・妖怪展-今とは違う江戸のおばけ-

葛飾北斎 「百物語 さらやしき」 川崎・砂子の里資料館蔵

会期

2008年08月08日(金)〜 2008年09月15日(月)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 8月11日、18日、25日、9月1日、8日
入館料

大 人    500円(450)円
高大生  300円(270)円
小中生  100(90)円
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料・未就学者無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添いの方は半額。

開催趣旨

花火にお祭り、夏は楽しいイベントがたくさんあります。でも、夏の風物詩はそれだけではありません。この時期に良く現れるおばけや妖怪や幽霊も夏の風物詩です。
江戸時代にも、おばけや妖怪の存在は広く信じられていました。江戸時代の有名なおばけは歌舞伎で上演された「東海道四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹灯籠」などです。独特な擬音「ひゅーどろどろ」と鳴ると全身鳥肌が立ち、冷気におそわれ、幽霊の登場ともなると辺りは「シーン」静まりかえり、生唾の飲み込む音が聞こえたほどです。
当時は夜間に外灯もなく月明かりと足下をぼんやりと照らす提灯だけが頼りでした。闇のそこかしこに潜んでいるおばけや妖怪の存在を信じずにはいられない時代だったのです。中には怖いもの見たさの好奇心は旺盛な人たちもいたようです。今日でも遊園地でおばけ屋敷がはやるのはこの好奇心のせいでしょう。
古くから日本絵画の題材として親しまれたおばけ、妖怪、幽霊は夏の風物詩でもあります。北斎や国芳をはじめとする浮世絵師たちがユーモアと奇抜なアイデアでおばけや妖怪を描いた作品を紹介します。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員による展示解説です。 8月16日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

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