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企画展 国貞の世界展-北斎より人気の高かった絵師-

企画展 国貞の世界展-北斎より人気の高かった絵師-

歌川国貞 「今様三十二相 にぎやか相」 個人蔵

会期

2008年07月04日(金)〜 2008年08月03日(日)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 7月7日、14日、22日、28日
入館料

大 人    500円(450)円
高大生  300円(270)円
小中生  100(90)円
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料・未就学者無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添いの方は半額。

開催趣旨

幕末に浮世絵界は黄金期を迎え、役者絵、美人画、風景画など様々なジャンルの作品が描かれました。この時期に最も活躍した絵師のひとりが歌川国貞(1786〜1864)、のちの三代豊国です。
国貞は江戸本所五ツ目渡し場の亀田屋庄兵衛の子として生まれ、15、16歳の時に初代豊国に入門。早くから画才が認められ、22歳で早くも大判三枚続の作品を制作します。その後、艶のある粋な美人画や斬新で個性的な役者絵を中心に制作し、幕末の浮世絵界を主導しました。 
国貞の人気は北斎をしのぐほどで、60年以上の画歴で制作した作品数は数万点と言われています。特に、国貞が挿絵を描いた『偐紫田舎源氏』(柳亭種彦作 合巻本38編172冊未完)は草双紙界で大きな当たりをとり、歌舞伎や市井のファッションにまで影響を与えました。
また、師豊国の仕事を補佐し、歌川派を斯界での最大勢力に押し上げたことも国貞の功績の一つとしてあげられます。
今回の展覧会は、文化年間(1804〜18)〜天保(1830〜44)中期までの画技が最も円熟した時期の作品を中心に紹介します。幕末浮世絵界の花形絵師国貞が描いた作品をとくとご鑑賞下さい。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員による展示解説です。 7月12日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料

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