企画展 明治の浮世絵 文明開化と横浜絵展―横浜開港150年記念
企画展 明治の浮世絵 文明開化と横浜絵展―横浜開港150年記念
会期
2008年05月30日(金)〜 2008年06月29日(日)
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 6月2日、9日、16日、23日 |
入館料 | 大 人 500円(450)円 |
開催趣旨
17世紀初頭より徳川幕府がはじめた鎖国政策は、安政5年(1858)ペリー率いるアメリカ合衆国の黒船来航により終わりを迎えました。幕府は諸外国と次々と通商条約を締結し、神奈川(横浜)、長崎、函館、新潟、兵庫(神戸)の5つの港を開放しました。
倒幕後、明治維新をむかえると外国から交易を求める商人や、各国を代表する政府関係者が日本に訪れました。特に東京に近い横浜は西洋人の活動の拠点の場となり、浮世絵師たちは異国情緒あふれる海港場の風俗を描き評判をとりました。馬車や蒸気船、また外国人や舶来品など、当時の日本人がそれまで見たことのないものが画題となりました。そのような作品は「横浜絵」と呼ばれ、他の浮世絵と区別されました。
「横浜絵」の時代が終わると、西洋から導入された「石版画」や「写真」に徐々に「浮世絵」はその地位を奪われていきました。この度の展覧会は、明治時代に活躍した浮世絵師たちが描いた「横浜絵」を中心に展示します。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員による展示解説です。 6月7日(土) 午後1時30分〜 ※要観覧料