特別展 新版画という創造
特別展 新版画という創造
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会期
2023年11月18日(土)〜 2023年12月17日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日 |
入館料 | 大 人:700円(630円) |
ミュージアムトーク(展示解説)
11月18日(土)13時30分~(予定)
開催概要
江戸期に花開いた浮世絵版画、近代の新しい創造のまなざし。
浮世絵は、明治時代になると次第に勢いを失っていきますが、大正時代には、伝統木版画の復興と近代化を目指した新しい木版画が生み出されました。高い芸術性を備えたこの「新版画」は、新たな日本美術の出現として、国内外で衝撃をもって迎えられました。本展覧会では、川瀬巴水や吉田博など「新版画」で活躍した画家たちのさまざまな作品から、伝統木版画の新しい創造を辿ります。
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吉川観方《観方創作版画第壱集 成駒屋の紙治 河庄の場》千葉市美術館蔵
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川瀬巴水《旅みやげ第一集 しほ原雄飛の滝》千葉市美術館蔵
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鳥居言人《朝寝髪》千葉市美術館蔵
新版画とは
版元・渡邊庄三郎によって提唱された『新版画運動』。それは絵師、彫師、摺師などと共同して制作する浮世絵・伝統木版画の継承と、新しい版画の制作を目指した運動です。この新版画運動に川瀬巴水らが賛同し、他の版元や私家版を含めた多くの新版画が刊行されました。
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吉田博《瀬戸内海集 帆船 朝》当館蔵