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開館展覧会 広重肉筆画名作展-青木コレクションを中心に-

開館展覧会 広重肉筆画名作展-青木コレクションを中心に-

会期

2000年11月03日(金)〜 2000年12月03日(日)

主催

馬頭町広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 月曜日・11月24日(金)
入館料

特別展観覧料
一般1000円/高・大学生600円/小・中学生200円 団体(20名以上)1割引

開催趣旨

歌川広重(1797〜1858)は在世当時から名所絵で人気を博し、現 代もなお高い評価を受けている浮世絵師の一人です。広重は、確認 されているだけで1万点以上の作品を残しましたが、その画業は風 景版画を大成させたという点で重要であるため、これまでの研究や 展覧会は錦絵を中心になされてきました。しかし一方で肉筆画にお いても、広重は非常に質の高い作品を残しています。なかでも絹本 に描かれた作品は圧倒的に多く、他の浮世絵師を凌駕しています。
これだけでも、肉筆画をめぐる活動が版画とはまた異なる一端を 担っていたこと、肉筆画も彼の画業の重要な一部だったことなどが 推測されます。
ところが、いわゆる「天童広重」に関する目覚ましい研究を除け ば、今日の肉筆画に対する評価は決して高いとはいえません。ま た、意外なようですが、広重の肉筆画のみを系統立てた展覧会の開 催例も過去にはありません。
そこで、広重の肉筆画を40余点所蔵する当町広重美術館では、 開館記念として肉筆画に注目した展覧会を開催し、これまで知られ ていなかった広重の幅広い画業の一端を垣間見ようと思います。この展覧会が、今後の肉筆画研究の新たな指標となることを望みます。

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