企画展 川村清雄展
企画展 川村清雄展
会期
2017年07月06日(木)〜 2017年09月10日(日)
前期:2017年07月06日(木)〜 2017年08月06日(日)
後期:2017年08月10日(木)〜 2017年09月10日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日 |
入館料 | 大 人:500円(450円) |
開催趣旨
川村清雄(1852-1934)は、明治から昭和にかけて活動した洋画家です。幕府御庭番であった父帰元(出生当時は御徒頭)、母たまの長男として誕生し、幼いころより幕府の学問所で絵を学びました。仕えていた幕府が崩壊した後の明治4年(1871)、徳川家の私費留学生として政治学を学びにアメリカへ渡ります。後にフランス、イタリアと留学を重ねますが、絵画を本格的に学びました。帰国後は勝海舟の斡旋や援助により将軍家肖像や海軍戦図など描き、留学時に再認識した日本の伝統美を生かした絵画を描き始めます。それは桜や土人形など日本的なモチーフや漆板を使用するなど、西洋風の油彩画に留まらない清雄独自の油彩画でした。当館の基盤となる青木藤作のコレクションには、清雄の油画や絵葉書、書が多く含まれています。その作品や資料から清雄がどのように日本の伝統美を重視した独自の油彩画を描きあげてきたのか、本展覧会でご紹介します。
ミュージアムトーク(展示解説)
前期:平成29年7月8日(土) 午後1時30分~ 当館学芸員 後期:平成29年8月12日(土) 午後1時30分~ 当館学芸員