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企画展 「ゲルト・クナッパー回顧展」

企画展 「ゲルト・クナッパー回顧展」

会期

2013年11月29日(金)〜 2014年01月19日(日)

主催

那珂川町馬頭広重美術館

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 12月2日・9日・16日・24日〜1月2日・6日・14日
入館料

大 人    500円(450円)
高大生  300円(270円)
※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の方、中学生未満は無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添1名は半額。

開催趣旨

陶芸家ゲルト・クナッパー氏(1943〜2012)は日本文化とドイツ文化の融合した作品を制作し多くのファンを魅了しました。独創的な作品は時に日本人以上に日本的で、温厚な人柄は多くの人の心を惹きつけました。クナッパー氏は1943年ドイツのヴッパータールに生まれ、15歳頃より陶芸教室や絵画教室で学び、ヨーロッパを中心に研修旅行を続けました。後に小アジア、インド、カナリア諸島、西インド諸島を旅行しアメリカ合衆国のニューアーク美術館で作陶を学び、ニューヨークやアラスカ、各都市を訪れ美術活動を行い、1967年に日本に来日し瀬戸の鈴木清々氏に師事しました。翌年から島岡達三氏の援助を受け益子で作陶を修行します。その才能は早くから開花し、1971年の第1回日本陶芸展で優秀作品賞と文部大臣賞を受賞しました。その後茨城県大子町に移住し廃墟同然だった太郎坂屋敷を購入、家屋を蘇らせ作陶を続けました。1991年にはドイツ連邦共和国功労勲章、功労十字章を綬章しました。
クナッパー氏は茨城県大子町に移住後、38年の陶芸活動を行い西欧と日本の架け橋として活躍していました。クナッパー氏が日本を第二の故郷とした理由に「日本の陶芸のすばらしい伝統が自分をいまも引きつけている」と答えています。ゲルト・クナッパー氏は2012年11月2日に逝去されました。日本人に親しまれ、愛されてきたクナッパー氏の優美な作品をご堪能ください。

ミュージアムトーク(展示解説)

ウテ 洋子 クネッパー氏 平成25年11月30日(土)、平成26年1月11日 午後1時30分〜 ※要観覧料

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