menu

企画展  「アートリンクとちぎ2007 川上澄生 アコガレの軌跡」

企画展  「アートリンクとちぎ2007 川上澄生 アコガレの軌跡」

会期

2007年12月07日(金)〜 2008年03月02日(日)

前期:2007年12月07日(金)〜 2008年01月20日(日)

後期:2008年01月25日(金)〜 2008年03月02日(日)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日除く)、1月15日(火)、2月12日(火) 展示替え期間  [1月21日(月)〜1月24日(木)] 年末年始  [12月25日(火)〜1月2日(水)]
入館料

大 人   500(450)円
高大生  300(270)円
小中生  100(90)円

※()は20名以上の団体料金。
※70歳以上の高齢者は無料・未就学者無料。
※障がい者手帳等をお持ちの方・付き添いの方は半額。

開催趣旨

南蛮風俗や文明開化をテーマとした版画で知られる版画家川上澄生(1895-1972)は、大正・昭和期の創作版画運動のなかでも独特の輝きを放つ存在です。青山学院高等科に在学中、木版画制作に開眼した澄生は、横浜絵や他の画家から影響を受けつつも、ほぼ独学にて詩情あふれる作品を生み出していきました。その澄生を作品制作へと駆り立てていったもののひとつが、過去の異国や文明開化への、あるいは亡き母や恋する女性への憧憬(あこがれ)でした。それらの思いは、ときには詩に、またときには版画へと姿をかえて私たちに画家の内なる世界を雄弁に物語ってくれています。
横浜生まれ、東京育ちの澄生ではありますが、長年宇都宮にて英語教師として教鞭をふるうかたわら創作活動に勤しんだため、栃木県とも関わりの深い画家です。
本展ではアートリンクとちぎ2007(栃木県立美術館の収蔵品を他館で活用する活動)の一環として、彼の活動の主体であった木版画に加え、油彩画、スケッチ、私刊本、ガラス絵など種々の分野にわたる 約100点の作品を前後期に分けてご紹介いたします。川上澄生があこがれてやまなかった世界をたどることで、その創作活動の一端に触れたいと思います。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員による展示解説です。 午後1時30分〜 ※要観覧料 前期 12月8日(土)、1月12日(土) 後期 1月26日(土)、2月9日(土)、2月23日(土)

関連イベント

平成20年1月27日(日) 午後1時30分〜 ※要観覧料
講師:美術史家 竹山博彦氏
  展示解説「川上澄生 俗と聖」

 長年栃木県立美術館で川上澄生作品に携わってきた学芸員が語る川上澄生の世界。

ページトップへ