企画展 美人画の変遷 -これぞ江戸美人画だ-
企画展 美人画の変遷 -これぞ江戸美人画だ-
会期
2007年08月23日(木)〜 2007年09月24日(月)
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 毎週月曜日、ただし7月16日(月・祝)は開館 |
入館料 | 大 人 500(450)円 ※()は20名以上の団体料金。 |
開催趣旨
美人画は、浮世絵の一分野であり役者絵と共に古くから題材として扱われてきました。鳥文斎栄之、鳥居清長、喜多川歌麿など有名な絵師は必ず美人画の名手でもありました。美しい人たちが浮世絵に登場し、時代や季節により異なる流行の髪型、服装を着て一般の女性たちに流行をアピールしました。美人画には理想的な女性像が描かれ鑑賞の対象になっていますが、その鑑賞者は男性ではなく、むしろ女性の方が多かったようです。その理由は、どうすれば美人画に描かれているような美しい人に近づけるか、です。美人画に描かれた女性達が身につけている着物、帯、髪型、櫛、簪などは最先端のファッションでした。あこがれの美人に近づくためには、まずは流行に遅れないよう美人画の中から自分に合うアイテムを見つけ、自らの姿を重ね合わせ変身していたようです。
女性の美に対する追求は、いまに始まったことではなく遙か以前から大河の流れのように続いています。この度はさまざまな浮世絵師が描いた美しい人の世界をご堪能いただければ幸いです。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員 午後1時30分〜 ※要観覧料 8月25日(土)、9月8日(土)