春季特別展 棟方志功-「板画」への挑戦
春季特別展 棟方志功-「板画」への挑戦
会期
2007年04月20日(金)〜 2007年06月03日(日)
主催
那珂川町馬頭広重美術館
共催
下野新聞社
後援
朝日新聞宇都宮総局・NHK宇都宮放送局・エフエム栃木・産経新聞社宇都宮支局・栃木放送・とちぎテレビ・日本経済新聞社宇都宮支局・毎日新聞社宇都宮支局
朝日新聞宇都宮総局・NHK宇都宮放送局・エフエム栃木・産経新聞社宇都宮支局・栃木放送・とちぎテレビ・日本経済新聞社宇都宮支局・毎日新聞社宇都宮支局
開館時間 | 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで) |
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休館日 | 毎週月曜日、但し4/30(月・祝)は開館 |
入館料 | 大 人 700(630)円 ※()は20名以上の団体料金。 |
開催趣旨
この度、那珂川町馬頭広重美術館では、(財)棟方志功記念館の協力を得て、春季特別展「棟方志功-「板画」への挑戦」を開催する運びとなりました。
棟方志功は、明治36年(1903)に青森県青森市の刃物鍛冶師の家に三男として生まれました。幼少の頃より画才に恵まれ、また文学少年でもあった棟方は、油絵を独学しながら画道への憧れを抱いていましたが、18歳の時にゴッホの作品に衝撃を受け、画家になることを決意します。やがてその活動の中心は版画制作へと切り替わり、詩人や民芸運動の芸術家らとの出会いをとおして、文学・宗教などをモティーフとした作品を生み出してゆきます。
自らの作品に「板画」という字をあて、木版画の源である「板」の存在感を尊んだ棟方の作品は、大胆な構図のなかに白黒の明瞭なコントラストを置くという強烈な個性を放っています。当館では江戸時代に開花した浮世絵の紹介につとめて参りましたが、棟方作品は浮世絵以来の木版画の歴史が模索した、木版にこそ可能な表現の到達点のひとつと言えるでしょう。
独自の創作版画を作り上げた棟方の世界をどうぞお楽しみ下さい。
ミュージアムトーク(展示解説)
当館学芸員 平成19年4月21日(土)・5月5日(土・祝)・26日(土)