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広重と北斎の富士三十六景展

広重と北斎の富士三十六景展

歌川広重 「冨士三十六景 駿遠大井川」

会期

2002年04月23日(火)〜 2002年06月02日(日)

開館時間 午前9時30分より午後5時まで(但し入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館)、祝翌日(土日は開館)
入館料

大 人  500円
高大学生 300円
小中学生 100円
(団体割引は20名より 
障害者・65歳以上の高齢者は半額)

開催趣旨

浮世絵の風景画は天保初年頃に葛飾北斎(1760〜1849)が描いた「冨嶽三十 六景」により確立しました。北斎は「諸国瀧廻り」「諸国名橋奇覧」などを発表しま すが、その後版本の挿絵や肉筆画に傾注していき風景版画を描かなくなっていきま す。
歌川広重(1797〜1858)も天保4年(1833)頃に描いた「東海道五拾三次 之内」で人気を博して以降、風景絵師としての足場を固め、「江戸名所」「京都名所 之内」「浪花名所図会」「近江八景」など、つぎつぎと風景作品を制作します。ま た、北斎に刺激されてか、嘉永5年(1852)頃には「不二三十六景」を、最晩年に は「冨士三十六景」を発表しています。
この度は、広重画「冨士三十六景」中心に、浮世絵界を代表する2人が「富士山」 という共通テーマで描いた作品を対比し、それぞれの画風の違いを紹介いたします。

ミュージアムトーク(展示解説)

当館学芸員 平成14年4月27日(土)、5月25日(土) 午後1時30分〜

講演会

「広重と北斎」 講師 館長 稲垣進一
平成14年5月4日(土) 午後1時30分〜3時

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